MacBook Pro13 購入を躊躇する方へ

APPLE

こんにちはyoichiroです。 今日は僕同様にMacBook Pro13inchのモデルチェンジを楽しみにしていたのに躊躇している方へ、改めて14inchと16inchの比較をしようと思います。

まずは価格から。

品名Apple電気店再整備差額
MacBookAir 2020
10世代1.1Ghz2コアi3/8GB/512GB
137280CTOの為、
注文不可
新製品の為、
掲載無し
0
MacBookPro 13inch 2020
第8世代1.4Ghz4コアi5/8GB/512GB
170280161766新製品の為、
掲載無し
+24486
(+24486)
MacBookPro 13inch 2020 第10世代
2.0Ghz4コアi5/16GB/512GB
207680197296新製品の為、
掲載無し
+35530
(+60016)
MacBookPro 16inch 2019
第9世代2.6Ghz6コアi7/16GB/512GB
273680259996231880+34584
(+94600)

※SSDの容量が512GBの標準もでるで揃えて表にしてみています。
※電気店としたのは5%ポイント分を引いた金額で計算しています。
※CTO製品が注文できる量販店もありますが、注文したことがなく、ポイントの詳細不明な為、 MacBookAirは電気店無しとしています。
※差額は1行上の機種の最安値との比較にしています。下段()内はAirとの比較です。

MacBook Pro 13inch 下位モデル(第8世代CPU)に関して

参考までに第8世代のMacBook Proを掲載しましたが、Appleストアでの価格差が約37,000円
標準構成で選んだため、メモリが8GBになっているので、メモリを16GBにそろえると約26000円の差。個人的にMacBook Airを購入しようと思っていた方には勧めますが、MacBook Proを使っていた方が買い換えるには中途半端な端末だと思います。
レビューサイトを色々みているとこの下位モデルもかなり十分なパフォーマンスみたいです。
4K動画の編集やゲームをする予定がない場合はこの機種でも十分かもしれません。

MacBook Pro 13inch 上位モデル(第10世代CPU)に関して

下位モデルより、より新しく高性能なCPU、早く省電力なメモリ、より高音質なスピーカー、ファンを1個多くして、スリットも左右にある冷却システムと下位モデルと比較して値段だけの性能UPは間違いありません。
また2019年モデルと比較すると値段が¥10,000安くなりメモリ(8GB→16GB)とSSD(256GB→512GB)の設定になっている為、大変お買い得にも感じるモデルです。
小さくてある程度の作業がなんでもこなせるmacとなると、この13inch一択となると思います。

13inchと16inchの比較

youtubeに色々と動画が掲載され、web上でもベンチマークが多数でました。
それらを読んでいると、今回の2020 13inch MacBook Proは上位、下位を問わず、素晴らしい出来だと思います。ただ、16inchと比較すると動画の編集なのでは圧倒的な差が出ています。

つまり、サイズが大きくてもかまわなく、CPUが最新でなくても良いなら、16inchを買った方が間違いなくなんでも出来るノートパソコンとなります。

16inchと13inchの価格差が現状約34,000円(再整備品と電気店の価格で比較) 両方にAppleCareをつけると差額が1万円広がり約44,000円差。
動画の編集やゲームを対象としていなければどちらでもそんなに変わらないかも知れませんが、13inchだと16inchにしとけば良かったとなる可能性もあり得ます。

現状は16inchが一番お勧め!

予算のやサイズに問題なければ、16inchのMacBook Proが現在一番お勧めのノート型macです。

13inch上位モデルと比較して
☆メリット
・9世代CPUではあるものの、十分早いCPU。
・グラッフィク性能は13inch上位モデルと比較しても約2倍以上の差。
・大きい画面は作業効率UP。
・音質(スピーカー)も16inchの方が良い。

☆デメリット
・そろそろCPUがアップデートされるかも?
・メモリが旧式のため13inchの方が高速。
・13inchより重たくて大きい。

となります。多少デメリットはありますが、気にするほどのことではない気がします。

購入にあたっての注意点

本体以外の費用

現在のMacBook ProはAirでもPro 13inchでもPro 16inchでもusb type-C(Thunderbolt3)しか搭載していません。既にtype-Cの機器を使っている方は良いですが、そうでなければhubや変換ケーブルが必須となり、そこそこの費用がプラスになると思います。
また端子は同じでもtype-CとThnderbolt3では転送速度が大きく違うので注意が必要です。

USB-CとThnderboltの違い・・・

https://8vivid.net/difference-usb-c-thunderbolt-3/
こちらのサイトにわかりやすくまとめてありましので気になる方は読んでみて下さい。

また実は次期IntelのCPU TigerLakeにはUSB-4とThunderBolt4を搭載するという話です。
USB-4詳細はこちらを↓
https://www.lifehacker.jp/2020/05/everything-you-need-to-know-about-usb-4.html

今回type-Cのものを初めて買ってHub等をそろえたとしても、すぐに旧規格となってしまう可能性があるのです。(基本的には下位互換ありとなるはずなので新しい機器で使えなくなるわけではないはずですが・・・。)

保証に関して

Appleの製品はApple Care Protection Planという保証に入る事によって1年のメーカー保証が3年に伸びます。
パソコンはどこのメーカーのものでも壊れるときには壊れてしまいます。ノート型の場合は小さな不調でも基盤と一体になっている為に基盤交換等になり修理代が予想以上の高額な金額になることも多々ありますので、基本的には保証に入ることをお勧めします。

もし今買うなら・・・

不満点

まず初めにあえて今買う場合の不満点を・・・
・Wi-Fi6に対応していない点・・・(13inch/16inch両方)
・USB4がすぐそこに・・・(13inch/16inch両方)
・CPUが1世代古くいつアップデートされても不思議では無い点(16inch)
・搭載メモリの処理能力?が13inchに比べて遅い点(13inch下位モデルと16inch)

カスタマイズしないなら・・・

13inchでメモリや容量をカスタマイズするとすぐに16inchの再整備品が購入できる金額に到達してしまいますが、吊るしモデルで比較すると、16の再整備品を買う価格で13inch上位+AppleCareまで買えてしまいます。
つまり、13inchは安いのです。

実際どこまでのスペックが必要かをよく考えて購入しましょう。

久しぶりの買い替えの方とか、初めてmacを買う方だと、実際にどの程度のスペックが自分にとって必要なのかをよく考える必要があるかもしれません。

下記の参考した記事を見ても分かる通り、下位機種も十分な動きをします。
ただ、windowsと比較して選択肢が2種類(AirかProか)しかなく、どれもwindows機と比べると重くて、バッテリーの持ちが悪いのが正直なところです。(もちろん重たくてバッテリーの持ちがわるいwindows機もあると思いますが・・・)

多くのレビューを見る限り、普通の方には(普通ってなんだ?っていいたくなりますが・・・)13inch下位モデルで十分で、ちょっと使い込める方でも13inchの上位モデルがあれば十分なスペックになっていると思われます。

Macを買う場合この選択肢の無さがある意味選び安さにもなるわけです。
現状この2種類の中でも Air≦Pro13inch 下位<Pro13inch 上位<Pro 16inch となっているのでサイズや予算に縛りがあれば必然的に決まってくると思います。

Air=メールチェック、WEBブラウズ等軽い作業中心
13inch下位=上記+簡単な動画編集や写真管理(jpeg中心)+動画視聴の多い方もこちらをお勧めします。
13inch上位=上記+ある程度の動画編集やRaw現像/
      もしくは16inchを買いたいがサイズに制限があり小さいノートが欲しい方
      (※eGPUを必要とする可能性もあり。)
16icnh=動画編集をバリバリする方、ゲーミング機を求める方、最上位機種を求める方。

※13inch下位モデルを購入される方で少しでも長く使いたいならメモリを8GB→16GBにカスタマイズすることをお勧めします。

(尚、下の参考にした動画で16inchの値段と13inch+eGPUの値段が$2480で16inchが$2399とほとんど差がない計算になってますが、動画で紹介されているeGPUケース+グラフィックカードを日本で購入すると約85,000円。
単純に13inchに合計して比較すると¥292,680で16inchが¥273,680と差額19000円(アメリカだと$81差)となりますので、13inch+eGPUで検討している方は動画を鵜呑みにしないようにして下さい。
もちろん、もっと安いeGPUもありますので、それで考えれば13inch+eGPUの方が安いということにもなると思います。)

でも13inchが欲しい

持ち運び(重さやサイズはわずかの差なのですが、)や作業場所に制限があって、とにかく小さいノートが欲しい方は、やっぱり13inchを検討すると思います。
ただ上記の通り、ほぼ全てにおいて、昨年出た16inchに及ばないのが現状です。

eGPUを使う事で動画の書き出し等は16inchと変わらないくらいの処理をこなしています。
自宅や会社では外部GPU+モニタで使うからという考えであれば13inchと16inchの差はほとんど無しと言えると思います。
(※eGPUはプログラミングや写真編集、LogicX等には効果がないみたいです。)

(前回のMacBookに関しての記事で書きましたが、eGPU(外部GPU)はレビューによっては効果があるどころか、不安定になったりしている事もあるようですので、実際どの程度効果がでるのかは買ってみるまでわからないのかもしれません・・・。 まぁでも下記に掲載したMax Tecの動画では間違いなくeGPUが効果を発揮しています。)

個人的にはやっぱり13inchの上位がある程度の作業をこなしてくれるのか凄く気になります。
ただ、13inchを買って、やっぱり16inchにすればよかったとなりそうな気もするので・・・。

結局結論が出ずに終わっちゃいました。
はたして、僕はどうするのでしょう???

参考にした記事

・MacBook Pro 13(2020)は下位か?上位か?新旧のスペック・価格の違いを比較!
https://www.sin-space.com/entry/macbookpro2018-2017-spec
・MacBook Pro 13インチモデル総ざらえ。Airや過去Proとも実力を比較(本田雅一)
https://japanese.engadget.com/jp-2020-05-11-macbook-pro-13-air-pro.html
・Hands-On With Apple’s New 13-Inch MacBook Pro
https://www.macrumors.com/review/13-inch-macbook-pro-2020/

参考にした動画

13inchと16インチの比較1
13inchと16inchのビデオ比較2
13inch+外部GPU(効果有り) vs 16inch
13inch+外部GPUで動画の書き出しが遅い例?
13inch下位モデルと上位モデルに同じeGPUつけた場合の比較
13inchの8世代と10世代の比較

2020の13inchを検討中の方は、これらの動画を是非参考にしてみて下さい。

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